頑張って働いてるけど、一馬力だと稼ぐのにも限界があるし、子どもの進学とか考えたら心配。
節約してるつもりなのに、インフレの影響なのか生活も楽にならないし「どうしたらいいんだろう……。」と悩んでいませんか?
注:インフレとは、物やサービスの値段(物価)が全体的に継続して上がっていく状態。「インフレーション」の略。
私はひとりで働きながら、子どもふたりを大学へ進学させたシングルマザー看護師×カウンセラーです。
養育費・貯金なし。そんな絶望的な状況から子ども2人を「県外の私立大学」へ進学させました。
正直、国立ならまだしも、「私大生2人分の学費とそれぞれの生活費」を捻出するのは無理ではないか?と諦めそうにもなりました。
それでも、
・著者:教育ローン+夜勤専従
・子どもたち:奨学金+バイト
で、何とかここまで来ました。(皆さんにはおすすめできませんが……。)
この記事を読むと以下のことがわかります。
・「増やす(投資・副業)」ではなく「守る(節約)」から家計改善をはじめる理由
・FPシンママが実践した「守りの家計管理術」
・節約を続けるために「やらなかったこと」
・教育費についての考え方
今から家計を見直すことで、お子さんとの生活や未来をもっと良くしていきませんか?
養育費・貯金なしでも大学へ進学させた理由

著者が「養育費・貯金なし」という崖っぷちの家計でも子どもを大学へ進学させた理由。それは、母子家庭という理由で夢を諦めてほしくなかったからです。
理由をつけて諦めるのは簡単です。だけど、子どもたちには「簡単に諦める人」になってほしくなかった。そして著者自身が後悔しないためでもありました。
「子どもを全力で応援する母」でいたかったのです。
色んな経験、たくさんの人生経験をしてほしかったことも進学させた理由です。
崖っぷちでも子どもを進学させた理由に興味がある方は、
関連記事:母子家庭を理由に夢を諦めない!シンママ挑戦記✒️
「増やす(投資・副業)」ではなく「守る(節約)」から始める家計改善

崖っぷちの家計。なぜ「増やす(投資・副業)」ことをしなかったのか?
その理由は、
・「投資にはリスクがある」こと。
・ダブルワークは身体的な負担が大きい。
・副業は結果が出るまでに時間がかかること。
まずは「守る(節約)」から始める方がリスクがなく、家計改善に効果的だったのです。
借金があるうちは「投資をしない」のはナゼ?
投資は、株価が暴落するリスクがあるため、「15年以上の長期期間使用しないお金」を使うことが前提。借金がある状態では行わないことが基本です。
長期で見れば右肩上がりの株価ですが、暴落が来ると何十%も下がることがあります。
リーマン・ショックでは2007年10月から2009年3月まで約17ヶ月間も暴落が続き、NYダウは53.8%、日経平均は約41%下落しました。
年利5%を見込んで投資を始めても、
・株価が上がらない
・株価が下がる
と不安になりますよね。
とくに借金がある状態で投資を始めてしまうと、
・月々の返済がある
・生活費に余裕がない
・心理的に不安
という状態であるため、株価が下がると、「すぐに損切り」してしまう可能性の方が高くなります。
「稼ぐ」よりも「減らす」方が早い
1,000円稼ぐのは大変ですが、1,000円の無駄を削るのは今すぐできます。
例えば通信費の見直し。
著者はahamo(30GBで2,970円)から日本SIM(20GBで1,390円)へ乗り換えたことで、すぐに月々の支出を抑えることができました。
その他、ペットボトル飲料をやめて水筒にしたことで、月1000円以上の節約ができました。
・大きな固定費を見直す
・何気なく使っていたお金を減らす
これだけで、「稼ぐ」よりも楽に家計を改善することができますよ。
日本通信SIMが気になる方は、
外部リンク:日本通信SIM
FPシンママが実践した「守りの家計管理術」

著者は「養育費・貯金なし」の状態から、子どもたちを大学へ進学させました。そのため、どんぶり勘定の家計をすべて見直しました。
子どもたちの夢と自分の生活。どちらも大切にする「守りの家計管理術」を紹介します。
固定費見直し
月々の固定費。毎月払わないといけないものだからこそ、できるなら費用を抑えたいもの。
一度「見直す」という手間をかけることで、月々の支出を減らすことができます。
水道光熱費の見直し

水道光熱費は、契約してる会社を見直したら安くなる?

水道料金は自治体が決めているため、会社を変えて安くすることはできません。電気・ガスは安くなることもあります。
水道光熱費の節約というと、「会社の乗り換え」を思い浮かべる人も多いかもしれません。電気・ガスは乗り換えで安くなる場合もありますが、プラン比較や管理の手間が増えることもあります。
著者は「管理が増える節約」はあえて選びませんでした。そのため電気・ガス会社の乗り換えはしていません。
意識したのは、
「料金を下げる」ではなく、
「使う量を増やさないこと」
日々の使い方です。
【水道】
・シャワー時間を意識
・洗濯はまとめ洗い
【電気】
・使う家電を限定
・つけっぱなしを減らす
【ガス】
・湯温を1℃下げる
・調理時はフタを使う
通信費見直し
通信費は、通信キャリアの大手(NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンク)を使うと月々6,000円以上。サブブランド(ahamo、UQ mobile、ワイモバイル)では3,000円前後かかることも多いですよね。
著者は日本通信SIMに乗り換えて、月々の支払いを1,390円まで落とすことができました。

日本通信SIMは、ドコモの電波を使っているので比較的つながりやすく、不便を感じることも少ないです。
日本通信SIMが気になる方は、
外部リンク:日本通信SIM
スマホ代を見直して年間5万円以上節約した方法は以下の記事にまとめています。
関連記事:【通信費削減】日本通信SIMでシンママFPが年間5万円節約!格安SIMは家計の味方
通信費を見直すときは、ネット回線も一緒に見直してみるといいでしょう。おすすめは、
マネーフォワード光(1ギガプラン)
@スマート光(1ギガプラン)
マネーフォワード光:マンション1ギガプランは月額3,850円(税込)、戸建て1ギガプランは4,950円(税込) 2026年1月20日現在
外部リンク:マネーフォワード光
@スマート光:マンション1ギガプランは月額3,630円(税込)、戸建て1ギガプランは4,730円(税込) 2026年1月20日現在
外部リンク:@スマート光
※料金の詳細は必ずホームページで確認してください。
どちらも月額料金がシンプルで安いのが魅力です。10ギガプランもありますが、一般家庭であれば1ギガプランで快適に使用できますよ。

固定電話がある方は、思い切ってスマホだけにしてみると、その分の固定費も抑えられますよ。
保険は最低限
保険は本来、確率低・損失大のリスクに備えるもの。日本は公的保険(国や自治体が運営する社会保障制度)が整っているため、公的保険でカバーできるケースも多いです。
高額療養費制度(1ヶ月に医療費自己負担額が一定の上限を超えた場合に、超過分を払い戻す制度)もあるので、公的保険では足りない分に対して、民間の保険で備えましょう。
医療保険について詳しく知りたい方は、
関連記事:我が国の医療保険について(厚生労働省HP)
・火災保険
・掛け捨ての死亡保険(自分が亡くなったら、生活に困る家族がいる場合)
・自動車保険(対人対物無制限)
・自転車保険

著者は不要な医療保険、掛けすぎていた生命保険を解約し、月々10,000円近く節約できました。
現在、自転車保険は多くの自治体で義務化されています。また、自転車事故で多額の請求をされることもあるので、自転車に乗る場合には必ず加入しましょう。
自転車事故(日常生活の過失事故)は個人賠償責任保険でカバーされていることも多いので、まずは、加入している保険(自動車保険、火災保険など)を確認してみてくださいね。クレジットカードに付帯していることもあります。
著者が実践した保険の見直しは、
関連記事:【最小限の保険料で月1万節約】シンママFP看護師が伝えたい「未来を守る3つの保険」
今、加入してる保険は必要?と迷ったら、以下の動画も参考になりますよ。
第133回【5,000円以上は払いすぎ?】本当に必要なおすすめの保険3選【お金の勉強 初級編】:両学長 リベラルアーツ大学
サブスクは必要最低限
油断すると増えがちなのがサブスクです。
サブスクとは「サブスクリプション」の略で定額料金を定期的に支払うことで商品やサービスを利用できる仕組みです。
少額で簡単に始められるため、気付くと費用が膨らんでいたということもあるかもしれません。
・動画:Netflix、Disney+
・音楽:Spotify、Apple Music
・書籍・雑誌:Kindle Unlimited、楽天kobo

そういえば最近はAmazonを利用してないけど、Amazonプライムに入ってます。

月々数百円でも積み重なると大きな金額になります。使っていないサブスクは解約を検討しましょう。
少額の利用であるため、つい利用していることさえ忘れがちになるサブスク。一度、すべてのサブスクを洗い出し、「本当に必要か」を考えてみませんか?
NHK解約
最近はテレビを見ない方も多いですよね?
著者もそのひとり。興味のないテレビ番組よりも、YouTubeで自分の成長につながるものを見ていることが多いです。
しかし、見ていなくてもテレビを持っているとNHKの受信料(地上契約で2ヶ月2,200円〜)を払わなければなりません。見ていないのに料金が発生するのはもったいないですよね。

著者は思いきってテレビを処分。そしてNHKを解約しました。
テレビを処分したことで家の中もスッキリ。NHKの契約対象となる設備例は、
・テレビ
・ワンセグ機能付きスマホ
・TVチューナー付きパソコン
・カーナビ ※ラジオのみの場合は対象外
NHKの解約について :テレビを手放したり、受信できる設備がなくなったりした場合は、解約の手続きが可能です。 具体的に「何が対象になるのか(スマホのワンセグやカーナビなど)」は、状況によって変わることもあるため、必ずNHKの公式サイトで最新情報を確認してくださいね。
「NHKの放送を受信できる設備」を確認したい方は、
外部リンク:NHK受信料の窓口(公式)を参考にしてください。
食費の見直し

最近、食材の値段も上がり、食費もバカになりません。

少しの工夫で食費は下げられますよ。著者が実践している方法を紹介します。
1️⃣ 空腹時に買い物に行かない:おなかがすいていると余計なものを買いがち。
2️⃣ まずは「見切り品」コーナーへ:その日に使うものであればOK。
3️⃣ 週に一度「冷蔵庫一掃デー」
4️⃣ コンビニに行かない
5️⃣ プライベートブランドを選ぶ:価格が2〜3割安いことが多い。
6️⃣ 旬の野菜を買う:旬のものは大量に出回るため安く、栄養価も高い。
7️⃣ 冷凍野菜を活用:生より冷凍の方が安いことも。
8️⃣ 夕食の残りを詰める「お弁当」:ランチ代(約500〜1,000円)が浮く。
9️⃣ 飲み物は「マイボトル」で持参
🔟 ご飯はまとめて炊いて冷凍:保温機能を使い続けるより電気代が安い。
小さな積み重ねが、大きな節約につながります。
節約がストレスで「衝動買い」をするなんてことにならないように、ママ(パパ)に合った方法を見つけてくださいね。
外食で「ついお金を使いすぎてしまう」という方には、頑張らない食事作りを提案します。
関連記事:忙しいシングルマザー看護師が【洗濯・掃除・料理を時短する15のコツ】
返せるローンを一括返済
当時、著者は教育ローンに加え、自動車ローンを抱えていました。借金という認識はなかったのですが、「スマホの分割払い」もありました。
それらを一括返済し、自動車ローンの金利分を節約することにも成功。
スマホは、「手数料がかからない」という理由で安易に分割払いにしていました。しかし分割払いは「後払い」=「借金」。
借金があれば脳のリソースも使います。考えることを減らし、必要なことに時間を使うために完済しました。
お金の知識を身につける
これまでなぜ貯められなかったのか。それは、やはり「お金の知識」がなかったからです。
これではいけないと思い学んだのが、お金の平仮名・カタカナと言われるFPと簿記でした。
FP(ファイナンシャル・プランニング技能士)3級取得
FP(ファイナンシャル・プランナー)とは「お金の専門家」のこと。人生の夢や希望を叶え、理想の生活を送るためにお金のアドバイスをする人です。

お金の不安はあるけど、他人に相談するのはちょっと……。

FPは独学でも学べます。自分自身やお子さんのFPとなってみませんか?
主に学ぶのは次の6分野です。
・ライフプランニングと資金計画
・リスク管理(保険など)
・金融資産運用
・税金
・不動産
・相続
FPの知識をつけることで、自分で資金計画を立てることができるので、夢や目標を達成しやすくなりますよ。
YouTubeでも学べます。
FP3級爆速講義 #1 ここから始まるFP3級爆速合格!試験頻出のFPのNG行為とは?(ライフ)
簿記3級取得
簿記とは「お金の流れ」を整理するスキルのこと。家計簿よりも一歩進んだ視点で、「何にいくら使い、今いくら残っているのか」を正確に把握できるようになります。

家計簿をつけても、「なぜお金が貯まらないのか」よくわかりません。

それは「お金の流れ」が見えていないからかもしれません。簿記を学ぶと、家計を「事業」のように客観的に見られるようになりますよ。
主に学ぶのは、次のような内容です。
・資産・負債・純資産について:「ローン(負債)」と「貯金(資産)」のバランスがひと目で分かる
・収益・費用の考え方:「使ったお金」が単なる浪費か、将来への投資かを意識できるようになる
・決算書(B/S・P/L)の基礎:自分の家計の「健康診断書」が作れるようになる
簿記の知識があると、「資産形成」についての理解度が上がります。将来もし副業を始めたときにもそのまま役立つスキルです。
著者が実践した簿記の勉強法は、
関連記事:【簿記3級】47歳シングルマザー🌿夜勤専従で忙しくても簿記3級に合格した方法🌱
「お金の知識」の知識が必要な具体的な理由は、
関連記事:【シンママ家計管理】貯金がない不安を知識で解消!未来を守る「お金の資格活用術」
節約を続けるために「やらなかったこと」

家計を守るための節約。子どもの未来や生活を守るためとは言え、節約が「苦しいもの」となり、心が貧しくなっては本末転倒。ここからは、著者が節約のために「やらなかったこと」を紹介します。
・人と比べること
・ストイックになりすぎること
・ポイ活
人と比べること
人が「何にお金を使っているのか」や「いくら使ってるか」を耳にすると、どうしても自分と比べてしまうことってありますよね?
だけど「人は人、自分は自分」
環境や価値観が違うのですから、「人の家計簿」を気にしても仕方がないのです。
ママ(パパ)やお子さんにとって大切だと思う使い方をしてくださいね。
ストイックになりすぎること
「節約しなきゃ!」で、食費を削れるだけ削ったり、エアコン代がもったいないからと暑さ寒さを我慢したり。
著者はどちらもやってみましたが、体だけでなく心にも負担がかかっているのを感じたのでやめました。
節約の効果を最大限にしたいと思ってのことでしたが、良好な家計を維持したいのであれば「続けられること」が前提。
大きな支出を見直したのであれば、細かいことは「大目に見る」ことも必要ですね。

節約ばかりではストレスがたまることも。予算を決めて楽しむことも大事ですよ。
ポイ活
買い物に行くたびに大量のカードの中から「ポイントカード」を探す。これって地味に大変ではないですか?

カードの枚数が多くて、買い物のとき(使いたいとき)にポイントカードを見つけられないこともあります。

カードの数が多いと「脳のリソース」も使います。必要なカードだけに厳選しましょう。
ポイ活は「時間」と「脳のリソース」を使います。時間は有限です。大きな支出を見直したのであれば、小さなポイ活は手放してみませんか?
FPがシンママ(パパ)に伝えたいこと

「養育費・貯金なし」という崖っぷちの状態から、子ども2人を大学へ進学させた著者。そんなFPシンママから、ママ(パパ)へ伝えたいことが3つあります。
教育費は「時間」を味方にして貯める
子どもは急には大きくなりません。進学までの「時間」を味方につけ、計画的に貯めることが最大の防御です。

私のように「教育ローン」と「夜勤専従」で乗り切るのは、心身の負担が大きいのでおすすめしません。
できることを積み重ねていけば、未来は今よりも良いものにできますよ。
奨学金・教育ローンは「借金」
奨学金も教育ローンも、形を変えた「借金」です。これらは将来のお子さんやあなたの生活を確実に圧迫します。
・給付奨学金:返済不要
・貸与奨学金:要返済
第一種奨学金(無利子)
第二種奨学金(有利子)
貸与奨学金のうち「第二種奨学金」は有利子なので、特に注意が必要です。
奨学金の金利は「借りたとき」ではなく、学校を「卒業したとき」の市場金利で決まります。金利が上がり続けている現在、返済額はどんどん重いものになっているからです。
「借金」が思考力を奪う理由
人は借金(不安)を抱えると、脳のリソースが「支払いの悩み」で占領され、IQ(冷静な判断力)が低下すると言われています。
目先の支払いに追われると、より良い生活や未来を選択する余裕もなくなってしまうのです。
お子さんとの未来のためにも、今のうちから家計を「守る」選択をしていきましょう。
まとめ

著者は「養育費・貯金なし」に加えて、「お金の知識」がありませんでした。その結果、苦しい道を歩き続けていたのです。
しかし「お金について」学び、お金を「本当に必要なこと」だけに使うようにしたことで、家計を改善していくことができました。
節約して家計を「守る」準備ができたら、次は「働き方」を最適化する番です。夜勤手当に頼らなくても良い強い家計を作り、今よりももっと「お子さんとの幸せな時間」を作れる暮らし(働き方)を選んでいきましょう。

