いつも時間に追われて余裕がない。子どもともゆっくり遊んであげたいけど、気持ちにゆとりがなくて……。
ひとり親ですべてを抱え、心も体も疲れていませんか?
私は大学生2人を支えるシンママ看護師✖️カウンセラーです。フルタイムで働きながら子育てをしていたので、いつも時間にも心にも余裕がない状況でした。
当記事では、家事時間を減らすために利用できるものを紹介。
・時短家電
ドラム式洗濯乾燥機
食洗機
ロボット掃除機
・家事代行
・冷凍食品や宅食
シンママ(パパ)さんの家事時間を節約し、子どもさんと有意義な時間を過ごせる方法を提案します。
時短家電を使う

フルタイムで仕事。家事、育児はすべてひとりでこなす。これでは疲れも溜まってしまいます。そんなときに、おすすめなのが時短家電です。
「時間がなくてイライラ。疲れもとれない。」というときは、いつもの家事を家電にまかせてみましょう。
・ドラム式洗濯乾燥機
・食洗機
・ロボット掃除機
時短家電を使って、浮いた時間でしっかり休憩。子どもと過ごしたり、自分の趣味に時間を使うと心に余裕も生まれます。
ドラム式洗濯乾燥機

高価でサイズも大きいですが、最強の時短家電。それがドラム式洗濯乾燥機です。
ドラム式洗濯乾燥機メリット
最大のメリットは、洗濯物を干す手間がなくなることです。洗濯から乾燥まで全自動で行えるため、大幅な家事の時短につながります。
衣類を上から下にたたきつけるたたき洗いが主なため、縦型に比べて使用する水量が少なく、水道代の節約もできます。
少ない水で洗うため衣類同士の摩擦が少なく、乾燥も低温で行うため、生地が傷みにくいのもメリットのひとつです。
・家事の時短をしたい人
・水道代を節約したい人
・雨の日や花粉などを気にせず洗濯したい人
・衣類を傷めずにふんわり乾燥させたい人
ドラム式洗濯乾燥機デメリット
デメリットは、縦型洗濯機と比較して本体価格が高価なこと。また、縦型と比べて本体のサイズが大きく、設置場所に広いスペースが必要です。
皮脂汚れには強いのですが、泥汚れや食べこぼしなどの頑固な汚れには、たっぷりの水で衣類をこすり洗いする縦型に比べて、やや洗浄力が劣ることもあります。
(予洗いや温水洗浄機能などを活用することで、この差を埋めることは可能。)
高い乾燥性能を維持するために、乾燥フィルターや排水フィルターにホコリがたまりやすく、こまめな掃除や手入れも必要となります。
・初期費用を極力抑えたい人
・設置場所のスペースが狭い人
・泥汚れなど、頑固な汚れが多い人
・こまめなお手入れが苦手な人
乾燥方式
ドラム式洗濯乾燥機の乾燥方式には、主にヒートポンプ式とヒーター式の2種類があります。
・ヒートポンプ式:エアコンと同じ仕組みで除湿・乾燥し、熱を再利用する
・ヒーター式:電熱ヒーターで空気を温める(ドライヤーに近い)
乾燥機能を頻繁に使用する(週3回以上など)方には、ランニングコストと衣類への優しさから「ヒートポンプ式」がおすすめです。
ドラム式洗濯乾燥機(比較サイト)
食洗機

毎日の”食器洗い365回分の自由”を買う家電。それが食洗機です。
食洗機メリット
毎日15分の皿洗いを食洗機に任せると、年間で約91時間を節約できます。洗剤や水に触れる機会が減るため、手荒れ防止にも効果的。
手洗いに比べて、約1/5〜1/7程度の水量で洗えるとされており、水道代の節約につながります。
高温で洗浄・すすぎを行うため、油汚れが落ちやすく衛生面でも優れています。食器洗い後の拭き上げがなく、すぐに食器棚に戻せるのも魅力的。
・家事の時短と自由な時間を最優先したい人
・手荒れに悩んでいる人
・水道代を節約したい人
・衛生面を重視したい人
食洗機デメリット
初期費用として、本体価格に加え、工事費(ビルトイン型の場合)や設置費用がかかります。据え置き型の場合、キッチンカウンターや調理スペースを占有するため、設置場所も必要です。
耐熱温度が低い食器は、高温洗浄により変形したり傷んだりする可能性も。
こびりついたご飯粒などは、そのまま入れると排水フィルターが詰まったり、汚れが落ちきらないこともあるので、これらの食器は手洗いする必要があります。
・初期費用を極力抑えたい人
・設置スペースが確保できない人
・食器が少ない人
・高級な食器や繊細な調理器具が多い人
設置方法
食洗機には、据え置き型とビルトイン型があり、設置方法が異なります。
・据え置き型(卓上型):キッチンのカウンターやシンク横など、調理スペースの上に置いて使用するタイプ
・ビルトイン型:システムキッチンのキャビネット(引き出しや収納)の一部に組み込んで設置するタイプ
キッチン環境(持ち家か賃貸か、カウンターの広さなど)や、ご家族の人数、食器の量から、最適なものを選びましょう。
食洗機(比較サイト)
ロボット掃除機

毎日自動で床掃除をしてくれるスグレモノ。それがロボット掃除機です。
ロボット掃除機メリット
一度設定すれば、家にいない間や別の家事をしている間に掃除が完了。毎日稼働させることで、床に落ちたホコリや花粉、ペットの毛などをこまめに取り除き、ハウスダスト対策にも最適です。
・毎日の床掃除を省略したい人
・ペットを飼っていて毛の掃除が大変な人
・花粉症やハウスダスト対策をしたい人
・忙しい人
ロボット掃除機デメリット
本体価格が高く、消耗品(バッテリー、フィルター、ブラシなどは定期的な交換が必要)のコストがかかります。
ロボット掃除機がスムーズに動けるように、床から障害物を取り除く「床の片付け」が必要です。
部屋の四隅や壁際ギリギリのホコリは取り残しやすいこと。高すぎる段差(敷居など)は乗り越えられず、別の部屋に移動できないというデメリットもあります。
・初期費用を抑えたい人
・床に障害物(コード、おもちゃ)が多い部屋
・複雑な間取りや高い段差が多い住宅
・完璧な掃除を求める人
ロボット掃除機(比較サイト)
家事代行を利用する

子育てと仕事で多忙なシンママ(シンパパ)にとって、家事代行は「時間」だけでなく「休息」を生み出してくれます。
家事代行を利用するメリット3選
1️⃣ 休息と自己投資の時間を確保できる
家事をアウトソースすることで、睡眠や休息に時間を充て、体力を回復させることができます。
確保した時間を資格取得のための勉強や副業に充てれば、将来的な収入アップやキャリアチェンジの土台作りにもなります。
2️⃣ 精神的なストレスと負担の軽減
「やらなければならない」という家事のタスクから解放されることで、精神的な負担が大幅に減ります。
すべて自分でやろうとしなくて済むようになり、心にゆとりを持てます。
3️⃣ 子どもとの質の高い時間が増える
疲れてイライラすることなく、絵本を読んであげたり、宿題を見てあげたり、一緒に遊んだりする時間にエネルギーを使えます。
子どもに「忙しいから後でね」と言う回数が減り、子どもも安心感を得やすくなります。
家事代行の見つけ方
家事代行サービスを利用するときは、くらしのマーケットで探すのがおすすめ。くらしのマーケットには様々なサービスがありますので、用途に合わせて選びましょう。
依頼する業者は、評価や口コミを見て選ぶと良いでしょう。
疲れたら冷凍食品や宅食を利用する

子どもには手作りの料理を食べさせたい。だけど疲れてるから作りたくない……。
日頃、子どものために一生懸命ごはんを作ってるママ(パパ)。
子育ては長期戦です。疲れて動けないときは、あえて食事作りをサボってみませんか?
たとえ手作り以外の料理であったとしても、子どものことを思って準備したものであれば、充分に愛情のある料理です。
ママ(パパ)の笑顔を調味料にしたら、子どもさんも、きっと喜んで食べてくれますよ。
冷凍食品で簡単おいしい食事
なるべくなら(できる範囲で)手料理。だけど疲れたときのレスキューに冷凍食品を使ってみませんか。
冷凍食品は調理時間を短縮できるだけでなく、
・必要な分だけ使える
・急速冷凍されており美味しさが持続
・高い衛生性(−18℃以下で管理)
・長期保存できる
・価格が安定している
・メニューが豊富
冷凍食品は現代の食生活において、とても便利で頼りになる存在です。上手に生活に取り入れてみてください。
宅食で栄養バランスの取れた食事
宅食は、栄養バランスの整った食事を自宅や指定した場所に届けてくれるサービス。
管理栄養士監修のメニューが多く、買い物や調理の手間を省くことができ、時間の節約になります。
料金は、送料込みで1食あたり400円〜800円程度が相場です。
時間がなく心に余裕が持てないとき、体調がイマイチで食事を作ることがしんどいとき。
ママ(パパ)自身の心と体が疲れたときは、誰かが作ってくれた栄養満点の食事に頼るのもおすすめです。
時間を買うことで得られる自由時間

母親(父親)だから、家事や育児は自分でするのが当然。そう思って、すべてを背負い込んでいませんか?
著者がワンオペで子育てをして感じたのは、「仕事と家事、育児を両立するのは簡単ではない。」ということ。余裕がなく、子どもたちに笑顔を向けられないこともありました。
だからこそ、ひとりで頑張っているシンママ(シンパパ)さんには、心と体を大切にするためにも少しでも自由時間を手に入れてほしい。
毎日15分の時間が節約できれば、年間で約91時間の自由を手に入れることができます。
・映画:45本
・週末の小旅行:3回
・全身マッサージ(6時間コース):15回
・睡眠を1時間長くする:91日
「時間を買う」という自己投資をし、もっと豊かな時間を手に入れてみませんか?
まとめ
ワンオペで子育てをしながら、仕事と家事を両立するのは大変です。
頑張りすぎて体や心を壊したり、子どもとの時間を大切にできなくなっては本末転倒。
ママ(パパ)自身を大切にしながら、子どもとの時間も楽しむために、
「時間を買う」=「便利なものにお金を使う」ことも選択肢のひとつです。
・時短家電
・家事代行
・冷凍食品や宅食
家事を時短し、自由な時間を手に入れていきましょう。
